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Unique Melody MACBETH II Classic ゲット [オーディオ]

#この記事は、2018年2月に書き留めていたものに加筆修正しております。

現時点でブログにはエントリしていませんが、Unique Melodyのユニバーサルイヤホン MAVERICK II を購入したのですが、ダイナミックドライバの振動板(ダイヤフラム)が、耳の中でポコポコ音がすることがどうしても気になってしまい、Unique Melody に送り返してチェックしてもらっています。(おそらく問題はないが、念のため見てもらっている)

MAVERICK II が手元に無い間、Unique Melody イヤホンの補填?として、MACBETH II Classic を購入してみたので、レビューしたいと思います。

DSC04223_LR.jpg

MAVERICK II と比べるとシェルサイズが2/3程度で非常にコンパクトです。

MACBETH II は内部ドライバ構成が非公開となっておりますが、BA型ドライバのみで構成されているということは公言されています。

MACBETH II Classic(Unique Melody)|ミックスウェーブ[Mixwave] Universal Fit IEMバランスド・アーマチュア型(BA型)
http://www.mixwave.co.jp/dcms_plusdb/index.php/item?category=Consumer+AUDIO&cell002=Unique+Melody&cell003=MACBETH+II+Classic&id=146

価格帯(7万円弱)から考えると、良くて3BA、最低でも2BA構成だと思われます。そこでシェルの中身を透かしてみてみました。

DSC04225_LR.jpg

はっきりとは確認できませんが、2つの四角の陰が見えますので、おそらく2BA構成だと思われます。

問題は音、です。
聴いてみると低域はしっかり出ていますが出過ぎ、と言うことは無く、BAらしい繊細な低音です。
高域も透き通っていて、それなりに解像度高く聞こえます。ここまで書くと「良いイヤホンじゃん」となりそうなのですが、そうはいきません。

中域が「え?」と思うくらいヘコんで聞こえるのです。言ってしまえばドンシャリイヤホンです。ただし、ドンもシャリも繊細なので安いイヤホンの音ではありませんが。
中域が足りないがために、高域が目立ってしまって、そのせいで時折刺さるとまではいかないまでも、少し不快なキンキンしているように聞こえることがあります。

とにかく中域が凹んでいるため、基本的にはボーカルが遠く聞こえます。ボーカルが前に出すぎないタイプのイヤホンが好きな人にとってはいいかもしれませんが、私は嫌いなタイプのイヤホンですかね。。(じゃあ何故買った?)

私は中、高域が前に出てくるタイプのイヤホンが好きなので、尚更MACBETH IIが合わないのかもしれませんが、好き嫌い、をのぞいて聴いてみると、BAイヤホンらしい、クリアで解像度が高い音になっていると思います。

MACBETH IIの一番の特徴であるシェルの綺麗さ、は、ファイバー(細い繊維)を手作業で埋め込んでいるそうで、カスタムIEMだと2万円弱のオプションだそうです。つまり、MACBETH IIは見た目の良さの比重が高いイヤホンということになります。

もちろんイヤホンは見た目の良さも重要な要素の一つですが、もし音の良さを求めてMACBETH IIに7万円弱払うのでしたら、もう少し別の選択があるのでは、と個人的には思います。

総じて、あまり良い印象のイヤホンではありませんでしたし、2BA構成のイヤホンってもしかしてすべてこういう音がするのかな?という先入観が埋め込まれてしまい、BAイヤホンは「シングルか多ドラだな」という自分の中での結論になってしまいました。

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