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グランドセイコー HISTORICAL COLLECTION 62GS 現代デザイン SBGA127 ゲット [腕時計]

グランドセイコー クオーツ デイデイト SBGT0371年半ほど使っていますが、基本的には気に入ってます。まったく腕時計をつけなかった私が、2011年に腕時計を買い始めて以来、買っては売ってを結構な回数繰り返してきていますが、その中でも一つの腕時計を1年半使い続けた、というのは、初めてのことかもしれません。

特にグランドセイコーに関して言えば、ずっと白色系の文字盤のモデルを買い続けてきましたが、白文字盤は最初に見たときの印象の良さと裏腹に、飽きが早い、ということをやっと学習しまして、今所有しているSBGT037は私のグランドセイコー購入歴の中では初めての黒色の文字盤でした。

ちなみに今まで購入したグランドセイコーは、
SBGE005 乳白色文字盤、スプリングドライブ GMT ステンレス 5連バンド 使用期間2ヶ月
SBGC001 乳白色文字盤、スプリングドライブ クロノグラフ ステンレス 5連バンド 使用期間6ヶ月
SBGX071 銀文字盤 クオーツ ステンレス 3連バンド 使用期間4ヶ月
SBGA099 白文字盤 スプリングドライブ ステンレス 3連バンド 使用期間2ヶ月
そしてSBGT037 黒文字盤 クオーツ ステンレス 5連バンド 使用期間1年半

計5本のグランドセイコーを使ってきて、私自身が再認識したこと

・白系の文字盤は飽きが早い
前述の通り、白色系の文字盤は、ショーケースの中の強い光の下で見ると映える。同じモデルの黒文字盤と並べて比較すると、その瞬間はどうしても白文字盤がよく見えてしまう。で、買ってしまう。でも使い続けていくうちになぜか飽きが早いんです。理由はわかりません、単なる好み、なんですかね。

・3連よりも5連バンドが好き
3連バンドはちょっと安っぽい。グランドセイコーは5連バンドに限る。ただし5連バンドは価格の高いモデル、またはマスターショップモデルに多く採用されており、安いモデルやカメラ屋モデル(マスターショップ以外のお店)はほとんどが3連バンドが採用されています。そんななか、安くてカメラ屋モデルのSBGT037にはなぜか5連バンドが採用されている、というのも、1年半前にSBGT037の購入を決めた理由の一つです。

・ステンレスのスプリングドライブモデルは重すぎる
ステンレスのスプリングドライブは、軒並み150gオーバー。でも、いろんな時計を使ってきてわかったのは、腕時計は150gを越えるとやっぱり重い。毎日付けるのがつらい。クオーツモデルであれば、130g前後なのでギリギリ。個人的には100g前後の時計が毎日付けても違和感がない重さのようです。

・やっぱりスプリングドライブへの思い入れは強い
世界唯一無二のムーブメントであるスプリングドライブへの思い入れはやはり強いです。クオーツモデルを使っていると、次はスプリングドライブがいいなぁ、と思うのです。グランドセイコー クオーツの、スッ、スッという針の動きも良いのですが、スプリングドライブには敵いません。

こうやって考えると、SBGT037は私の好みに合っていたんだなぁとわかりますし、1年半もの間、特に不満なく使い続けてこれた理由も明確です。

ここ最近はグランドセイコーのホームページなどをチェックすることなく平和に生活していたのですが、7月末、別件でヨドバシカメラに寄った際、ついでにセイコー アストロンの限定モデル「ジウジアーロ・デザイン SBXB037」を見てみようと立ち寄ったセイコー腕時計売場で、たまたま見つけてしまったのが、HISTORICAL COLLECTION 62GS 現代デザイン SBGA125/127です。

今までの私であれば、白文字盤のSBGA125が気になってしまうところでしょうが、今回はそうではなく、深い青色の文字盤、SBGA127に目を奪われてしまいました。こんな色の文字盤、見たことない。深い青は、群青色と言っても良いかもしれません。5連バンドでスプリングドライブですから、なかなか良さそう。その場で試着を申し出ました。
試着してみてビックリ。軽い!!あぁ、これブライトチタンなんだ。それもそのはず、53万円の値札、高いだけのことはある。お金があれば、その場で即決しても良いくらいのドンピシャモデルだったのですが、さすがに53万円を即決できる訳もなく、その日はカタログだけもらって退散。その日から金策に明け暮れる日々の始まりです。

そうこうしている間に、ヨドバシカメラのホームページで確認することができるSBGA127の在庫店が徐々に減少してきていることに気がつきました。ほんの数日前に試着した店舗のSBGA127もすでに誰かの手に渡ってしまったらしい。ヤバい。のんびりしていると買いたくても買えなくなる。タイムリミットはあと数日だなと考え、最後の金策を急ぎました。

数日後、SBGA127の在庫を持つ店舗は4店舗のみ。関東圏では千葉店だけ。これを逃すと大阪か仙台か、最悪札幌まで遠征しないといけなくなる。もちろん、店舗間の在庫の移動はできるそうですが、他店から在庫を引っ張った場合は絶対に購入しないといけないらしく、千葉店の在庫捕獲を失敗した場合は、現実的にその方法をとるしかなくなります。
なんとか金策の目処が付き、千葉店に在庫のキープができないかのお願いの電話をしたのですが、なぜかキープはできないとのこと。今日、今から100kmほど離れた場所からそちらに行こうと思ってるけどダメか?とお願いしてもダメ。お盆休み前の最後の平日である今日が山だ、と思ったので、業務を早々に切り上げリーフでヨドバシカメラ千葉店に向かいました。湾岸線、東関東道は順調に流れたのですが、千葉駅までの一般道が大渋滞。在庫の確保どころか営業時間内に間に合うのか、そしてリーフの充電が持つのか、という他のさまざまな問題が浮上しつつも、何とか千葉店にたどり着きました。

ダッシュで時計売場に行くと、まだありました。SBGA127。その日はSBGT037を付けていたので比較しつつ試着。この時点で、このSBGA127は自分が買うことになるだろうと確信していましたので、保護用のサランラップを取ってもらってキズの有無の確認。問題なかったので、決断しました。限定品なので無理とは思いつつ値下げ交渉したら1万円引いてくれました。リーフなんでガソリン代はかかりませんでしたが、千葉遠征のために要した行き帰りの高速代が浮きました。

店員さんに聞くと、セイコーからは白文字盤のSBGA125の方が売れるはずと聞いていたが、ふたを開ければSBGA127の引き合いがすごく強くてメーカーも意外だったということ。SBGA127はすでにメーカー在庫も尽きているそうなので、この在庫を逃したら本当に買えなくなるところでした。

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55周年記念の専用ボックス。

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写真ではなかなか伝わらない、文字盤の深い青色。

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HISTORICAL COLLECTION 「62GS」 現代デザインの特徴は、ベゼルレス、ボックスクリスタルガラス。風防が一段盛り上がっているのがわかると思います。

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ケースのサイドにもシャープなラインが施されています。昔のGSデザインを継承しているからといって決して古くさくなく、どちらかというと近代的なデザインに仕上がっています。
ボックスクリスタルガラス風防とケースサイドのシャープなラインのおかげで、ムーブメントの関係でどうしても厚くなってしまうスプリングドライブが、すごく薄く見えます。ケースの厚さは他のスプリングドライブモデルとほぼ同じ12.8mmですが、そうは見えない。

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ケース径は40mmなので、一般的にはでかい部類です。私は腕が太いのでちょうどよく見えますが。
普段は黒の文字盤に見えます。

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光の加減で、深い青色が浮かび上がります。

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シリアルは、No.11/700。ずいぶん最初の方の席次です。限定品かつシリアルNoが付くと、プレミア感がでますね。

毎回思っていることですが、私の中ではこのSBGA127が過去最強のグランドセイコーじゃないかと思います。何一つケチを付ける部分がありません。今度こそ何年も使っていければ良いなぁ。。
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