SSブログ

NIKE+ センサー 分解してみた [モバイル]

2009年の長期間にわたる胃の不調のせいでガクッと減っていた体重が、今年になって胃が絶好調になったと共に増え続けてしまったので、こりゃいかんとジョギングを再開を決意。

数ヶ月ぶりにNIKE+センサーが内蔵されたランニングシューズを履いて、iPhoneとセンサーをリンクしようとするも、どうしてもリンクできない。NIKE+iPod Sport Kitを購入したのが2007年2月だから、丸3年以上経過しセンサー内蔵のバッテリが無くなったのだろうと推測し、新しいNIKE+センサーを購入してきました。



新たにSport Kitを購入したら、iPodに接続するレシーバが無駄になるなぁと思っていたら、今はセンター単品で購入できるのですね。2,200円でした。3年で2,200円なら安い!



新旧センサー比較。左が旧、右が新。外観は全く同じです。



裏面。ちょっとだけ記載事項が増えていますが、モデル名などは同一。

センサーを分解。カッターでは歯が立たないほど頑丈に接着されていたので、最終的にはニッパーでバキバキに割るように開腹しました。





基板をひっくりかえすと、スリープボタンとアンテナらしきものが見えます。



青い丸い部品は、見た感じピエゾ式の圧電ブザーっぽい。ショック検知センサーとして使っているのでしょうか。



想像より部品がたくさん搭載された基板。これが2,200円で購入できるのだからすごい。



バッテリーはどこでも手に入る3Vリチウムボタン電池のCR2032でした。パナソニック製。



最後にバッテリ両端の電圧を測定。0.2V。確かに消耗してました。バッテリを交換すればまた動作するのでしょうけど、ケースがバキバキなので使い道はありません。。

なぜセンサーを電池交換式にしなかったんだ、という疑問は、今回分解してみてその理由がわかりました。

1. 構造をシンプル、小型にしたかった。
2. 完全防水構造にしたかった。(バッテリ脱着機構を採用すると防水は難しい)
3. 耐衝撃性が必要だった。バッテリとの接続をバネ接点にすると、ランニング中の接触不良が心配。

そしてなにより、3年間使えて2,200円で買えるのであれば、ユーザーは納得するだろう、ということでしょう。これだけの回路が搭載されていて2,200円であれば、確かに納得です。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。